プロファイルの回答から診断レポートのPDFを自動生成

事例のご紹介 (2010年)

案件 プロファイラ診断Webシステム
対象業務 Webシステム
動作環境 Mac OS X
Apache
php
postgreSQL
Adobe Acrobat 9 Pro
開発ツール Xcode
AppleScript

顧客は、マネージャ向けのプロファイル診断レポートを企業向けに提供していた。
プロファイル診断レポートでは、マネージメントスタイルの発見、行動体系の分析、マネージメントスキルの向上などの処方箋を提供する。 プロファイル診断結果は、複数の設問に対する回答の組み合わせにより、100以上のパターンに分かれる。

プロファイルの設問の回答を入力し診断結果を計算するWebシステムは既に開発し運用していたが、診断レポートのPDFは手作業により作成していた。今回、Webシステムから診断レポートのPDFを自動生成する機能を追加した。

PDFを自動生成するにあたり、以下の機能が必要であった。
・名前、日付、数字データなどの各種フィールドに値を設定する。
・診断結果に応じた円グラフ画像を生成し、PDF上に配置する。
・診断パターンに応じて各種雛形PDFページを結合する。

今回は「Adobe Acrobat 9 Pro」のJavaScript機能を利用することにより実現した。
また、円グラフ画像は、専用のスタンドアローンのアプリケーションにより生成した。

Webシステムでは、以下の手順で診断レポートのPDFを生成した。
1)円グラフ画像を生成する。
2)AcrobatのJavaScriptのスクリプトを生成する。
3)AppleScriptから「Adobe Acrobat 9 Pro」を起動後、JavaScriptを実行しPDFを自動生成する。

制約としては、以下の点があげられる。
・PDFを生成するのに5秒ぐらいかかる。
・複数ユーザが同時にPDFを生成することはできない(排他制御により実行を抑止している)。

これらの制約は今回の顧客では運用上問題にならず、全体的には低コストで安定したシステムを提供することができた。